『2021年を終えるにあたり』

2021年も残すところあと僅かとなりました。

本年度は（一社）伊東青年会議所にとって、創立65周年の節目の年でありました。
これもひとえに各先輩方が現在に至るまで、英知と勇気と情熱をもって、『明るい豊かな社会』を築き上げてくださった賜物であります。また、地域の皆様、行政機関、市内各団体、各地青年会議所の同志の皆様、そして、昭和、平成、令和と時代を超え伊東青年会議所の活動に対してご支援をいただいた全ての方々に深く感謝をし、厚く御礼を申し上げます。

withコロナで始まった本年度は年初から限定的な活動を強いられましたが、『不抜之志〜光り輝く未来を　共に創造しよう〜』のスローガンのもと、決して折れない志を持ちメンバー一同懸命に活動をしてまいりました。
行動が制限されるならばと、webを活用した資質向上事業や親睦事業を積極的に行いました。
また、｢創立65周年記念　不抜之志　伊東市の未来創造政策提言」と題し、少子化による学校の統廃合という地域の課題捉え、能動的市民として力強く地域の未来を切り拓くべく、『学校跡地を活用したより良いまちづくり』をテーマに、年間を通して活用案を策定し、伊東市に対し政策提言を行いました。
現代を生きる我々青年が地域の課題としっかり向き合い、自身や地域の可能性を強く信じて逞しく行動していくことが明るい豊かな社会を、光輝く未来を創造するものと信じております。
そして、40歳までと限られた時間の中で、多くの仲間と出会い、多くの経験を積み、未来の自分・仕事・家族、そしてその全てがあるこの地域のために、覚悟をもってこれからも積極的にチャレンジしてまいります。

青年会議所の年度は1月1日から12月31日となっており、2021年度はもう間もなく終焉となります。しかし青年会議所の年度のゴールは同時に新たな年度の始まりの合図です。
65年という長い歴史への感謝を未来への活力と変え、2022年度へバトンを繋ぎます。
2022年度の（一社）伊東青年会議所に大きな期待をお持ちいただくとともに今後も変わらぬ御指導御鞭撻をいただけますよう心よりお願い申し上げ2021年度（一社）伊東青年会議所理事長挨拶と代えさせていただきます。
１年間そして65年間、本当にありがとうございました。

（一社）伊東青年会議所　第66代理事長　石井　良